積みゲーが増えていく理由
ゲームが好きで、発売日を心待ちにしていたはずなのに、気づけばパッケージは未開封のまま、ダウンロード版はタイトル画面すら開いていない。
いわゆる“積みゲー”が、少しずつ、でも確実に増えていく。
理由はいくつかあると思う。
・新作が気になって買ってしまうけど、仕事が忙しくて時間が取れない
・評判のいいゲームをセールで見つけて「今のうちに買わなきゃ」と思ってしまう
・気分が乗らなくて「そのうちやろう」と思っているうちに次の新作が出る
最初は「積んでてもそのうち遊べばいいや」と軽く考えてた。でも、ある日ふと、「これ全部やれるのかな…」と不安になった。
「やらなきゃ」がプレッシャーになる
不思議なもので、積みゲーが増えるにつれて、楽しみだったはずのゲームが「義務」みたいに感じる瞬間がある。
「買ったからにはプレイしないともったいない」
「せっかく評判がいいゲームなのに、遊ばないなんて」
「クリアまでいけてない自分がダメなんじゃないか」
こんなふうに、自分を責めてしまう。
本来、ゲームって楽しいもののはずなのに、「やらなきゃ」って気持ちに追い詰められてしまって、コントローラーに手が伸びなくなる。
そして、また新しいゲームを買ってしまう。

積んでてもいい、楽しめればそれでいい
最近、ちょっとだけ考え方を変えるようにしている。
「今やりたい気分じゃないなら、やらなくていい」
「やる気が湧いたときに遊べばいい」
「“積んでる”っていう安心感も、ちょっと嬉しい」
…それでも買うのをやめられないなら、それはそれでいい。
積みゲーの山は、もしかしたら未来の自分へのプレゼントなのかもしれない。
「今日はこのゲームをやってみようかな」と思えた時、それはきっと、すごく素敵な時間になる。
まとめ
積みゲーは悪いことじゃない。
好きなゲームを好きなタイミングで遊べるって、実はすごく幸せなことだと思う。
無理に全部プレイしようとしなくてもいい。
“いつかやるかもしれない”その可能性が、毎日をちょっと豊かにしてくれる。
あなたの積みゲーにも、そんな意味があるとしたら——
今はまだ遊んでいないそのゲームも、ちゃんとあなたの心を満たしてくれているのかもしれないね。

コメント